Iya Blue Stone
祖谷青石

青緑・黄緑・薄紫といった色彩が綺麗な層状に重なっているのが祖谷青石の一番の特徴。 石目が通っており、地層をそのまま取り出したかのような見た目に、歴史とロマンを感じます。 磨き加工をするとコントラストが際立ち、表面に模様が浮き出てきます。 また、その色味は水に濡れても濃く際立ち、独特の風合いが出ます。

祖谷が紡いだ秘境の景観

祖谷青石の産地である祖谷渓谷は、徳島県三好市にある祖谷川沿いの深いV字谷が続く渓谷で、岐阜県の白川郷(しらかわごう)、宮崎県の椎葉村(しいばそん)とともに「日本三大秘境」の一つとして知られています。川底の祖谷青石に反射して美しいエメラルドグリーンに輝く祖谷川。そこに架かる「祖谷のかずら橋」は国指定の重要有形民俗文化財で、平家の落人が追手の侵入を防ぐためにシラクチカズラで編んだと伝承されています(諸説あり)。日本三奇橋にも数えられ、自然と調和した美しい景観を生み出しています。

太古の変成が生んだ祖谷の青

三波川変成帯は群馬から九州まで続く地質帯で、青石と呼ばれる石はこの地質帯で算出されているものがほとんどです。約1億〜8000万年前という太古の昔に地下15〜30kmもの深さで変成作用を受け、緑色片岩や珪質片岩、泥質片岩、砂質片岩などの変成岩ができました。その中でも、祖谷青石は祖谷渓谷でしか採れない川石で、現在は採石が禁止されており希少価値が非常に高いです。

祖谷青石の表面

磨き加工のテーブル