Iyo Blue Stone
伊予青石

深い緑色と変化に富んだ模様が美しい伊予青石(いよあおいし)。 地形図のように何層にも重なった層がぐにゃりと曲がってできた模様が、一石一石の個性を生み、見る者を魅了します。 東京都江東区にある清澄庭園をはじめとして、数々の銘庭に景石として使われており、日本の庭園文化に欠かせない石です。

地底の圧が刻んだ青の記憶

三波川変成帯は群馬から九州まで続く地質帯で、青石と呼ばれる石はこの地質帯で算出されているものがほとんどです。約1億〜8000万年前という太古の昔に地下15〜30kmもの深さで変成作用を受け、緑色片岩や珪質片岩、泥質片岩、砂質片岩などの変成岩が形成されました。

伊予青石もまた、この三波川変成帯が育んだ石の一つであり、太古の地質活動がもたらした独特の表情と質感を宿しています。